おとこひとり

語るモノコトのいろいろ

インテリアを素敵にするにはテレビは邪魔なだけ

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 David Hockney(デビッド・ホックニー)の魅力の一つは”描ききっていない” ところにある。

 これはファッションで言う「抜け感」に近いもので、ルネッサンス時代の絵画はこれでもか!と言うくらい細密に塗り重ねて隙間なく描き切っているが、大巨匠の絵画でもその種の絵画を眺めていると四角い画面の中で緊張感で息が詰まってしまう。

 David Hockneyは絵の中には「時間」がある。目には見えない「時間」を感じる構図や人との距離感、背景の「ベタ面」などがそれを感じさせる。この「時間」はとても心地の良い”だるさ”を感じさせるものだ。

 世のインテリアの好きな主婦の嗜好は「ナチュラル」「北欧」「カフェスタイル」がほとんどだ。その中でも独特なセンスの個性的な人は少ない。

 日本のそういったインテリアが好きな人のなかで、断然に足りないのは「絵(アート)」だ。 絵じゃなくポスターはその中でも気軽に買える代物だけど、脇役になってしまう無難なポスターは逆に邪魔である。脇役は必要ない。「絵(アート)」は、部屋の色やスタイルを決めてしまうくらいの主役になるものでないと、部屋は魅力的にはならない。

 現代のマンションで、部屋の主役は50インチの液晶テレビなのである。まずは主役のテレビの位置が部屋の重要な問題で、白い壁の面にテレビの真っ黒な画面が全てを台無しにしてしまう。真っ黒な50インチの面は、どーしようもできない部屋の欠点になっている。

 フランスの部屋でも日本の和室でも、窓の外が素敵な森林とかだったら、むしろテレビなんか置かないだろう。しかし閉鎖された部屋でテレビがメインの部屋で、素敵な部屋を見たことがない。

 リビングのソファーの前にテレビを置く。。。この呪いを解くことができないだろうか?

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 この部屋はナチュラル系でオシャレだけど真黒いテレビが白い壁の汚点になってしまって、ベージュ系のインテリアのイメージダウンになっている。テレビが無かったらどんだけ素敵な部屋に見えるだろう。 テレビをこの場所に置かないで、白い壁にはアートを飾りましょう。そしてテレビはこんな大きのは捨てて20型以下の目立たないものにしてサイドテーブルに置くといいでしょう。テレビはいつでも観れるけれど部屋の目立つ正面にはアートを飾って。テレビを正面に置くのはよくありません。

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 マンションってこういう感じが多いと思うけど、テレビが部屋の中でえばってますね。それに真っ黒な物体が部屋の中でこれだけの容量を締めるのは、どうかと思います。テレビの後ろに素敵な壁があるじゃないですか?!なんでここに絵を飾ろうって発想がないのだろう?!テレビは小さいのに買い換えてソファの横に置くべし。