ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

今も昔もこの事務所にいる若者たちはジャニーの所有物である、という意味になるのだ。社名には彼の悪行の呪いがかかっている、と言っていい。まっさきに社名を変えることがこの問題と呪いを無くすのに必要なことだと、この経営陣たちはわかっていない。

芸能事務所の問題はそこに所属する芸能人に対処は無理である。同じ芸能事務所の人間が自分の所属する芸能事務所の問題を正しく判断できるわけがない。なぜ組織の専門家たちをトップに集めなかったのか?このメンツでは会見のためだけのイベントではないか?

社会の実務も経歴も経験もない、顔だけのアイドルを経営のトップに置いてイメージの払拭だけを狙ってるとしか思えない。新社長、東山たち3人の会見の違和感、誰でも感じただろう。

東山の刑事ドラマ「刑事7人」を何回か観たが、今回の会見の喋りが、まるであの刑事7人の台詞回しと全く同じような喋り方、この人の会見は芝居のセリフのようにしか聞こえない。さらに、一般企業での経験もないわけで、会社経営の知識がまるでないのに一新できると思っているのだろうか?非常に甘い。この会見は本当にただのイベントでしかない。

CMにスポンサーが続々と降りている今、さらにこの問題は大きくなる。

きのうたまたまNHKの深夜になぜかジャニーズJr.を売り出そうとしている番組があった。演出も全て事務所だろう、かなりの稚拙さだ。司会はよく見る若手の一人。ほかは小さい子供がステージで踊って歌って、小学生のしょんべん臭い子供が団子のように学芸会する。それをHNKで放送している・・・子供が媚を売って踊って歌う、不自然で異常な雰囲気を感じる。なぜこの時期にこんな番組が成立するのだろうか? そもそも、子供が芸能界に入るのにジャニーズ事務所の踏み絵が必要ということが独裁を産む。それを親が納得して子供を送り出す。このゲスなシステムこそ芸能界自体が狂っている証拠である。

ジャニーズ事務所の記者会見があってから、財界トップでサントリーHD社長の新浪代表があの会見についてバッサリと言ってくれた。

あの会見で、世間一般の経営陣たちがどう批評しているか知らないが、財界トップ・サントリーHD社長の新浪代表の発言だけは気持ちいものだった。

「反省しているか疑わしい」

「納得いく説明があるまでは、ジャニーズ事務所との新たな契約を結ばない」

「社名を変えないのはおかしい」

そして自分も1番気になってるのは、なぜ社名をまっさきに変えると判断しなかったか? だ。

ジャニーズという意味は、英語はでJohnny 's いうことで、まさに「ジャニーのもの」というのが社名で、「ジャニーズ事務所にいる商品は自分のものである」という意味なのである。

だから、今も昔もこの事務所にいる若者たちはジャニーの所有物である、という意味になるのだ。社名には彼の悪行の呪いがかかっている、と言っていい。まっさきに社名を変えることがこの問題と呪いを無くすのに必要なことだと、この経営陣たちはわかっていない。