ろくろく人生レポート

東京おとこひとり 改め:66才からの人生探求レポート

普段っぽい演出が良い、古畑任三郎

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ちょっとまえに ドラマ「古畑任三郎」を、全編録画した!

このドラマ、「刑事コロンボ」と同じで、何度見てもおもしろい。

こういう過激じゃないコメディードラマ、いまニーズがないんじゃない? あっても、役者がジャニーズだったり、顔だけのジャリタレだったりと、観る気もせん。

それに、今の刑事ドラマって、脚本が複雑で やりすぎと思わない?

「相棒」なんかもおもしろいけど、ちょっと違うのは、カメラワークというかドラマチックにわざと怖く仕上げすぎじゃない? なんだかオーバーな演出で、逆にリアリティがない。 それに、不良とかヤクザとか変質者とかが、いっぱい出てくるのがダメ。困ると警察関係者が犯人という始末。もうマンネリなんだな、と思う。

なので、この「古畑任三郎」はいつ見ても不快な場面がないので秀逸だな、と思う。

それにキャスティングがすごい。

なんで田村正和を選んだのか?

このドラマは田村正和が真剣にコメディーやってるところにおもしろさがあるのだ。

なので、「古畑任三郎」と「刑事コロンボ」があれば、老後は安心。

そうそう、こういうロングセラー的な、安心できるもの、もうひとつ「ガラスの仮面」がありました。最近はもう探して本買ってないけど、「ガラスの仮面」も、最初のほうがおもしろいわけで、後半は、やはり過激でオーバーな演出がふえ、そう、「相棒」とおなじところへ進化?=退化している気がする。