おとこひとり

語るモノコトのいろいろ

サンチャゴ巡礼か四国お遍路か

東京も梅雨に入りました。今、はげしい雨が降り始めました。

雨音が聞こえる雨は、久しぶりです。

テレビの録画用に外付けHDD 1TB(1テラ)を繋げているのだけど、目一杯録画されてて録画可能時間はあと2時間。どの録画番組を消すか、悩んでます。

外付けHDDは同じテレビじゃないと観れないし、下手したら消えちゃう、というよくわからないメーカーの仕様だから参るよね、このシステム。

洋画は、好きなものを老後用に(すごい発想)コレクションしておきたので消せない。「古畑任三郎」はDVDを買うとえらい高いのでやっぱりとっておこうかとか、「刑事コロンボ」もたまに観たくなるのでとっておきたいし、蛭子能収とルイルイの男の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ってのも暇つぶしに観るのにとっておきたいし・・・これらが外付けHDDの領域を大量に占めていて、どれを消そうか悩んでいます。

新しい録画番組は、NHKBSプレミアム103のドキュメント番組。それは、スペイン、フランス。ポルトガルからのルートで、スペインにあるカトリックの聖地「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」へいく巡礼の旅、サンチャゴ巡礼。その道がスペイン語でカミーノ=道という意味だ。ここを歩く人の生い立ちなどをレポートしている3回の番組。

以前、シャーリー・マクレーンが大いなるものに導かれて不思議な経験をし歩いて、本を書いた道だ。

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同じようなものが日本の四国にある。有名な四国巡礼、四国八十八箇所霊場巡りだ。これはお遍路さんが霊場のお寺を八十八箇所を巡るものだが、似て非なるものだがサンチャゴ巡礼もお遍路も、お寺かキリスト教か?という問題ではなく「ひたすら何も考えず無になって歩く」ということに意味があり、本当はどちらも、聖なる場所や聖地に行くことではなくて自分の足で歩くこと、それが目的じゃ無いか?と思う。ただ、道を作ってくれないとどこを歩いていいかわからないので、親切な1200年前の坊さんたちが道を考えてくれたのだ、と。

巡礼も遍路も同じように俗世間から自分を別な場所に置く行為だし、信仰や国は関係ないように思える。

サンチャゴ巡礼に行く人たちは世界中で増えているという。不安定な世界になるとこういった自分を見つめる旅が増える気がする。俗世界のなかで自分を見つめることなどできない。サンチャゴ巡礼や四国お遍路のように歩く「道」が決まっていると楽だ。どこに行けばいいか?悩まないで無になれる。

 

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