TOKYO
今これを見ている東京出身の人は 何人いるだろう?
東京?っていったら、何処を想像する?
銀座? 六本木? 新橋駅前?
まさか東京駅なわけないよね??
地方の人にとっての東京は、大手企業に就職する場所だったり、有名になるための場所だったり、狂ったように遊べる場だったり、芸能人にあこがれる場所だったり。
田舎から出てきた人が多い東京。人口が多いのに東京の人に会うことはあまりありません。
だからみんなが想像する東京っぽい街ではなく、浅草とか上野とか下町で古くから東京生まれの人が住んでる場所は、自分にとって安心する。あ、ここが自分の故郷なんだな、と思う。
そんな東京のなかで好きな場所は・・・
画像は歌舞伎町入り口。靖国通りから。
新宿以外の「東京っぽい街」といえば、新橋、上野、秋葉原、浅草
それ以外は東京というよりも、作られた遊び場的東京、とでもいうか、つまり地元民はほとんどいなくなった新しい街で、何とか不動産屋とかが買い取って地域開発した街、なので東京とは言いたくない場所です。
例えば六本木、銀座、恵比寿、原宿、品川、渋谷、池袋などがそういう場所。
もちろんここで言ってるのは「にぎやかな街」で、住宅街、工場地帯で東京っぽい街はほかにたさんある。荒川沿いの北千住とか日暮里とかたくさんある。同じ東京でも若い夫婦ものが住む人気の街といえば、下北沢、吉祥寺、高円寺、などがある。
でも自分史上大好き1番は新宿。
自分にとって哀愁あふれる 愛すべき街。
昭和30年代、だいたい50年近く前の歌舞伎町は今と違ってヤクザの街とか、そういうのじゃなく、日本の新しい街、エンターテイメントといった場所だった。それと、子どもの遊び場としてもぜんぜん安全、安心な場所だった。
昭和30年代のコマ劇場前。おいおい、覚えてるって。
コマ劇場前の広場。噴水あり。正面は映画館とボウリング場。右の建物も映画館だけど、ニューヨークニューヨークだったかな?後にそんな名前のディスコが入った。そのうちディスコがなくなり映画館だけになり閉館。ここの映画館では、最後に「電車男」を観た。山田孝之の方の映画。すごい小さな映画館で満員でひとり後ろに立って2時間、観た。そんな思い出。
これが今はなきコマ劇場の正門ね。入り口に変な機械みたいなものがある。これも覚えてる。コマ劇場を知らない人に説明すると、ここは歌舞伎町の一番奥のどんずまりの場所です。
ちょっと最近のコマ劇場。
この劇場の前の広場には丸い噴水があった。今は埋め立てられてるけど、小学生の頃(ランドセル背負って)この噴水によく遊びに行った。けっして自然の中で走り回るようなことは無かったのである。ここは歌舞伎町の一番奥の突き当たり。当時は今のように人は多くなくヤバイ人なんかほとんど表には出ていなかった。
わかりやすい地図を発見。
この地図は現代なのでコマ劇場は「東宝ビル」という名前に変わってます。奥にある大久保病院は、HIVや感染症などを診察する専門病院。遊び人には重要な病院だ。コマの裏の道、花園通りを通ってゴールデン街へ行く道がこじんまりとしたとてもいい感じの歩道である。昔、路面電車が走ってた道だそうだ。
いいなぁ、新宿。人情がある(気がする)
新宿にいる一見ヤバそうな若者って渋谷にいる不良らと違う。新宿には裏の上下関係のようなものがちゃんとある気がするので規則のある悪であるが、渋谷にはそんなものはなく、ただの不良が限界なく悪さをする危険な街だから、ほとんど興味なし。