小川の岸に 小さな女の子と若いママ
少女は水辺で楽しそう
手をつないだりはなしたり
川に落ちないように ママはしっかり離れずに
少女のしたいように見守っている
そこに無償の愛を感じたのは 変だろうか
この風景を見ていたら 自分の子供時代を想い出した
こんなことをしていた記憶はないけれど
たぶん小川と芝生と親子という 昔から変わらない景色のせいだ
街のほとんどがアスファルトじゃなく土だった頃
埃っぽい道路 どこでも吸ってるタバコの労働者たち
どこでもしている立ちしょんべん
岸辺の親子は このさきも幸せに暮らしてほしい
自分のシアワセは 自分ひとりのためのわがままで
本当の幸せは 岸辺の親子
飾りのない愛を 親子から感じた
ありがとう
他人なのに 幸せになって欲しいと思った