しつこい?・・かもしれないが、これを言いたい。
食品の成分に入っている・・・
酵母エキス
酵母・・・だから、体にいいよね・・・でしょうか?
調べたら酵母から人工的に抽出。2種類の抽出方法があるが、その一つはほとんどされてないというが、それが発がん性物質を含む抽出法らしい。それは使われていないというが実際わからない。もう一つの抽出法は酸を使うらしく、そちらは発がん物質はないそう。
もうちょっと細かく説明すると、
酵母エキスを作る目的の酵母、が、遺伝子組み換え操作によって製造され、グルタミン酸ナトリウムや肉汁などの培養液によって培養されているらしい。
水酸化ナトリウムや塩酸、どうやって作られたかもわからない酵素などを使用しても「精製処理」はしていないという理由から「食品添加物」ではない、つまり『無添加』と書くことができる食品になる。
使用する酵母はもとはビール酵母なので毒性はないし、塩酸などの劇薬も中和されているのでまったく問題ないらしいのですが、自然には有り得ない「うま味」を人工的に作り出した不自然なものです。
しかし、
酵母エキスはいわゆる「味の素」の味のググルタミン酸の味で、鰹と昆布のあのいい食い合わせで感じる味と似ているので使用される。で、
酵母エキスは、ほんの少量で強い旨みを感じるエキス。だから安く作れる。
その結果、舌に人工の旨みが強く感じてしまい、味覚がどんどんと強いものを求めてしまい、安全な自然食を食べると、味が薄い!とかまずい!とかいう舌になってしまう恐れがる。
酵母エキスが使用されている商品は、普通にコンビニやスーパーに売っているお菓子にカップ麺にラーメンにドレッシングに、つまり安く旨味の強いものに使われる。 この間買った無添加とうたっている醤油にも入っていた。
無添加とうたっている商品でも「酵母エキス」は食品に分類されているので表記は問題ない、という、法の抜け穴的な添加物なのです。
グルタミン酸のような強い旨みは、たしかに美味しいと感じる味だが、人工添加物なしの食を続けていると酵母エキスが入ったものを体に入れたときにはスッキリ感はない。
有名な出汁でセレブや料亭が使うらしい「茅乃屋の出汁」を知ってるだろうか?
きょう、知り合いの近所のカフェで、マスターにビーツをあげたら、この「茅乃屋の出汁」をつかったビーツのスープをご馳走になったのだが、この「茅乃屋の出汁」を勧められて、検索して成分を見たら、「酵母エキス」が入ってるではないですか?!??
どうして高級で知名度のある「茅乃屋の出汁」に「酵母エキス」入っているのでしょう? 確実に、旨みは強くなります。少量でも旨みを感じられるので安く作れます。しかし「茅乃屋の出汁」は一応、ミッドタウンなどで店を構えるほど高級の部類に入ります。しかし、「茅乃屋の出汁」にはなぜか「酵母エキス」が、入っている。
「茅乃屋の出汁」の原材料です↓
原材料:
- 風味原料[かつお節(国内製造)
- いわし煮干しエキスパウダー
- 焼きあご
- うるめいわし節、昆布
- でん粉分解物
- 酵母エキス
- 食塩
- 粉末しょうゆ
- 発酵調味料、(一部に小麦・大豆を含む)
「発酵調味料」 とは、食品にうま味を付与する目的で使用
小麦、大豆、トウモロコシ、などの植物性タンパク質や糖質を発酵法により、各種アミノ酸・ペプチド(アミノ酸がいくつか結合したもの)などを 生成させたものです。食品にうま味を付与する目的で使用しています。
「でん粉分解物」 とは、タピオカでんぷんのこと
<出汁に入れる理由>味はほとんど無く、粉末に混ぜると粉が水にサラッと溶けやすくなる性質があるため、様々な粉末・顆粒製品に利用されています。
材料の表示の場合、化粧品でも一番多く入っている成分から最初に書くという決まり(はないと思うが)あります。「茅乃屋の出汁」の酵母エキスは6番目にあり、かなり多く入っていると想像できます。
そして、なんで「茅乃屋の出汁」には食塩、粉末しょうゆ、発酵調味料、というものが入ってるのでしょうか?出汁に旨みを追加する目的でしょうが、食品だからと言っていろんなものを入れすぎるのは、どうかと思います。本来なら、
- 風味原料[かつお節(国内製造)、
- いわし煮干しエキスパウダー、
- 焼きあご、
- うるめいわし節、昆布
↑これだけでいい出汁が出だせるのが努力による結果じゃないのか?などと、うがった見方をしてしまいます。
なぜなら、自分がこのまえ買った出汁の成分は・・・↓
- 原材料名:
でん粉分解物(キャッサバ芋)
イワシ・コンブ・カツオ・シイタケ・無臭ニンニク
これだけ。
味は濃くありませんが自然に美味しい味です。カフェのマスターが作ったスープの「茅乃屋の出汁」はかなり濃いグルタミン酸の味(酵母エキス)がしました。
気にする人は必ず裏の成分表示を見て、知らない成分はネットで調べましょう!