やな奴いっぱいいるよ。
たとえば、
きのうジムの風呂で、湯船に入り浸かろうとした瞬間、後ろから0.1秒の急速な速さで追い越して目の前の湯船に入った５０代後半の背だけが高い筋肉なしの中年。え？なんで？そこ俺が浸かろうとしてる場所じゃないの？位置的に考えて？？ と、でもそいつ涼しい顔して浸かってる。こいつ、きっと外歩いてたら普通のいいおっさんなんだろうという風な顔だちだが、そういう奴に限って非常識な奴なのだ。
さらに風呂に入ってくるなり体を洗わずジャブんと湯船に入る禿げたメガネジジイ。
きょうも踏み込みステップバイクをやってたら、水を飲もうと離れた瞬間、壁ぎわのベンチに座ってた上下黒ずくめのスパッツのビンボーくさい中年女が自分のマシーンに速攻で駆け寄ってきた。が、スマートフォンをマシーンに置いていたので、その女はあわてて２つ隣のマシーンに陣取った。たぶん自分のマシーンの場所がお気に入りだったんじゃないの？どこのジムにもたくさん設置してるマラソンマシーンも人によって窓の前がいいとか端っこがいいとか、そういったお気に入りの場所があるようなんだよね。実にくだらねー。
というような、ささいなことだが。けど、マナーが悪い奴がやたら多すぎるんだよ。子供や若い人の方がとてもマナーが良い。中年〜ジジイ〜ババァ公共施設を自分家のように勝手に使ってる。
グズグズ悩んでる自分も心が狭いと思うが、ちょっと思った。イライラな怒りは非常に体に悪い。とてもストレスがかかり体に炎症などが起こる、それは実証されている。まして体を動かすジムでイライラなんてもってのほか。
で、なんとか思考の切り替えとか考え方をかえられないか？と考えた。よく「ポジティブに考えましょうー」ってYouTube でもたくさんの人がいってるけど、方法として「気にしない」とか「人を許しましょう」「まだ修行中の人なので許しましょう」とか、あまりに不可能な方法しかないので、やな奴を「別にいいんじゃない」なんて思うのは絶対に無理だと思った。
なので、生きてれば馬鹿な奴や迷惑な奴がほとんどのこの世界で、自分が楽になる対処法を考えた。
ドラマの最終回とかでよくあるような、最終回のストーリーが２つあるやつ。どっちが良いか自由に選んで観れたり。それと同じように、いま起こってる迷惑なことの本当の理由は今すぐにはわからないが、もし、迷惑行為が自分に起こらなかったらどうなっていたか・・・といった２つのストーリーがあるとか考えるようにする。
もう一つのストーリーで、彼らが自分を不快にするような行動にでたのは、大いなる存在・先祖霊・守護霊が自分を守ってくれたからである、と。もう一つのストーリで自分が事故事件にあうのを避けるために彼らが迷惑な行動をとったことで、自分をその場所から未然に遠ざけたのだと。
ちょっと無理くりな感じではあるが、さっきの件では、もし自分が湯船にそのままスーッと入れたら、きっと何かが起こっていただろう・・・たとえばジャグジーの泡が口に入って細菌感染してしまったかもしれない・・・とか。
というような、事故や不条理なことが起こった場合、それは自分を何かの被害から未然に守ってくれるために起こったことなんだ、と考える。
意外に当たってることかもしれないよね。これをポジティブに考えるということだと誰も言ってないが、
「自分は何かに守られてる」
「不愉快なことは自分が被害にあうのを未然に防ぐために起こしたこと」
だと考えるのが正解だと思う。
じゃないと、自分のようなジムでのマナーのない奴ぐらいのことじゃなく、もっと大きな事故や事件で不条理なことが起こったら、運が悪いとかで納得でいないし、なんでこんなことが起こった？？と答えは永遠に出ないだろうし、きっと加害者を一生恨むだろうし、そんな恨みや憎しみをもって一生を生きるなんて人の人生として不幸すぎる、と思う。だからきっと、人の人生のストーリーは２つあって、悪い事はただたんに運が悪くて悪い事が起きたんじゃなくて、今のストーリーよりもっと悲惨で最悪な別のストーリーがあって、そっちにならないために今のストーリーが起こった、と現実のストーリーじゃないもう一つのもっと悲惨であるストーリーもあったのだ、と想像することで異現実に起こったことの理由に納得がいくかもしれないし、そうじゃないと加害者を恨むだけで悲惨な事件事故に遭遇した理由が見つからなくてこの世を恨むだけで終わると思う。
道で転んだ・・・怪我した・・でも、もしそこで転ばなかったら、もっとひどい事故にあってたかもしれない。たとえば、そのまま転ばず歩いてたら車に轢かれたとか。
人生にはもう一つのストーリーがあって悪い出来事は良いストーリーになるための必然の出来事だ、と思えばいい。
難しいけどね。今の現実しか見えなくなってしまうからね。
もう一つの世界があるなんて、想像する余裕なんてなくなってるかもしれないし。
いかがでしょうか？
