おとこひとり

語るモノコトのいろいろ

更新がなくなると「死んだかも?」「入院した?」と思ってしまう年齢

f:id:bearpond:20211205000344j:plain30代、新宿2丁目で毎晩深夜2時過ぎまで死ぬほど飲んでいた頃、当時はカラオケはほとんど置いてない店の方が多かったので腰を据えてじーっと飲む人が多かった気がする。とくに狭くて汚くて場末感漂う店が好きだったせいかもしれない。行く店はいつも同だったけども、たまに行く店があった。

 

その店はカウンターだけで10席ぐらいの薄暗い狭い店で、鬼瓦のようなマスターが一人でやっていた。接客などほとんどしない、無口で面白いことなど一切言わない、そんな店。なので、そういう放置プレーが好きな客が多く来ていた。自分はたまにそういう雰囲気を味わいたくて行ったが、笑ったり冗談言ったりというのが好きだったので、その店の客とはあまり馴染めなかった。マスターはイチローが好きのようでどデカいポスターが貼ってあった。

何年か前、偶然にそこのマスターが書いている日記をネットで見つけた。顔写真など一切なかったが、当時の店のホームページと同じデザインだったのですぐにわかった。引退して地方に暮らしている。年齢は多分、75以上だろうか?

その元マスターは毎日日記を書いているので、更新していると、

「今日も生きているな」とわかる。

体調はあまりよろしくなさそうだが、若い人の場合は連絡が途絶えてもどこか旅行に行ったのか?とか思うだけだが、年齢が上の人の応答が途絶えると、

「ついに死んだ・・・?」

と、思う時がある。

もしくは

「入院したのか・・・?」

と思う。

 

70歳以上の人でもYouTubeやってたりという人がたまーにいるけど、そんなのは1%ぐらいで、高年齢でブログなどやってる人は、仕事の延長だったり家族ぐるみで子供とやってたりと専門の内容じゃないのかなぁ?と思う。個人では、ほぼいないだろう。

だいたいが、ネットで勢いがあるのは10〜30代で、年齢別の検索で5、60代以上のブログやカテゴリーなどは存在しない。

世の中の流行、トレンドの中心は1〜30代らしい。と、同じ歳の上野のバーのマスターがぼやいていた。でも、それは特にエンターテイメントの世界の話だ。地味な分野は年齢が高くても関係がない。

 

6年前に、たまたま心霊研究家?という人のブログを見つけた。この方も当時は70歳ぐらいだった気がする。でも、後半に身体をこわして、その痛々しい状況の記述がとてもリアルで、映像を想像してしまうような悲惨な感じで、ついには施設へ入るという連絡先を残してブログの更新は終わった。しかし、なぜか、そのブログが消えていない。無料ブログではないと思う。なぜなら広告や宣伝のバナーなど一切ない。無料ブログは(広告が表示されて)逆にずーっと消去されない。でも広告がないということはカード決済かで有料だと思う。ということは、

彼は「生きている・・・」

大変失礼だが、だいぶお身体を悪くしていたので、もしかしてと思っているが、広告のない有料だと思われるブログが表示されているということは

「生きている」と 思っていいのでしょうか?

しかし、無料ブログは怖い。死んでしまっても永遠に残って誰もが見れるのだろうか?それとも、タイミングがあっていつかは消去されるのだろうか?

宇宙の人工衛星の破片などの「宇宙ゴミ」のように、永遠にネットの世界に存在し続けるなんて、怖い。死ぬとわかったら、元気なうちに消去したい。バーチャルで生きているのは怖い。

 

長く表示されているページが年齢や体調のせいで更新がなくなるのは、やはり「死んだかもしれない・・・」「入院したかも・・・」と、思わざるおえない。これも歳をとったことで仕方がない話である。

話戻って、その元マスターには、まだまだ元気でいてほしい。友人でも親しくもない人だけれど、まだまだ、あと10年はネットの中で生き続けてほしい。。。