世の中の常識には うとい。
というより、考えたことがない。
飲み屋のマスターがテレビを見ていて
「20代30代が世の中の主流だよ」
「歌も流行も番組の対象も、若い人が対象」
50、60以上〜の人は世の中の主流ではない・・とうことらしい。
世の中はどうも、そう言うことになっているらしい。
それを聞いたとき、びっくりした。
そんなこと考えたことがなかった。
(そうか、それなら自分は世の中の主流ではないんだ・・)
と、そのとき思ったが、これはいったいどういうことなんだろうか・・・
これはマスメディアだけの話じゃないの?
労働力の問題だったら若い人は働き盛りだから世の中の主流なのは当たり前だが、しかし、「主流」という考え方は、ちょっと違うのではないか?
高齢化で60歳以上が一番多い日本でいえば、多数の高齢者のほうが主流にならないか? 経済、労働力、創造、活力・・これがなによりも優先順位。。なのだろうか?
いや、どれもこれも、大事でも主流でも、そんな分け方は無い。
どの年代も主流でも何でも無い。そんな分け方は無いと思う。
とくにミーハーな芸能や宣伝を見て2、30代が主流であると思ってしまうのは、テレビ局なり芸能事務所のスタッフらが若いから、自分たちの年代を優先してそういう番組を流しているだけで、それを何回も流されたり告知したりすることで、我々は彼らが主流だと思ってしまうだけである。
NHKの紅白歌合戦が低年齢の歌手が多くなったのは、曲のスタッフが若くなったからというのが1番の理由だ。簡単なことだ。歌謡曲が流行っていたころは歌手と同じぐらいの年齢のスタッフがテレビ局で働いていたから、ということだ。
また、渋谷に若い人間が多いのは渋谷が若者の街だから、、、ではなくて、渋谷に若い人間が集まってしまったから渋谷が若い街だと思わせられてるだけ、である。集まったせいで若者向けのショップができただけで、順序がちうし、思い込みと勘違いである。