ろくロク

食・病・死・筋トレなどについて書いています

ただ春の世の夢のごとし

お盆休みも明日(今日?)17日まで、という人、多いのでは?
以下、エックハルト・トール氏の本から抜粋しますね。
「お盆」ということで、 「死」について書かれている部分です。

 

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人間の命というものは、なんと儚いものでしょう。

 

そもそもこの世に、生滅の法則に左右されないものなどあるのでしょうか?

 

永遠のものなどあるのでしょうか?

 

もしもこの世に、たったひとつの色しか存在しなかったなら、

 

たとえば、ブルーしかなかったなら、

 

全世界がブルーだとしたら、


そこに存在するものが全てブルーだとしたら、


もうそこには、「ブルー」という概念は存在しません。


ブルーという色が認識されるためには、ブルーでないものが必要なのです。


そうでなければ、ブルーが際立つこともできませんし、存在することすらできません。

 

これと同じ理屈で、


万物の移ろいやすい性質に気づくためには、


移ろうことなく、不変である何かが必要なのです。


「わたし」という個を含め、すべてが不滅だとしたら、


あなたはその事実に 気づくことがあるでしょうか?


「わたし」を含め、あらゆる形態の儚さを認識し、


それを自分の目で確かめられるという事実は、


自分の中に、衰えもせず、失われることもない、


「なにか」が確固として存在することの証だとは思いませんか?

 

・・・・(略)
けれども、肉体の衰えや、考えかたの変化を感じ取っている「意識」自体は何ら変わっていません。


その意識こそが、あなたの「永遠なるもの」です。


それが、形のない「唯一の生命」なのです。


これを失うことなどあるのでしょうか?


いいえ、それはあり得ません。


なぜなら、あなた自身が「唯一の生命」だからです。

 

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エックハルト・トール 著
「世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え」より
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