生まれたときから食卓で食べるもの、幼い頃から大人たちの作ったものを食べてきたわけだが、そんな当たり前の食事に疑問を持つのは調子を崩して病気になった時。
医者の処方で薬も十分に効果があるが、毎日、コツコツと食事をすることで体質を改善できるなら、病院入らず、医者いらずで、こんな良いことはない。そもそも、人の体は何で出来上がってるか?答えは簡単、気合いでも薬でもなく毎日食べる食事です。
ベジタリアンがいう理屈や宗教上の問題だったりと、そういったものではなく、実はエドガー・ケイシーは人の体の構造をよく理解しているまるで東洋医学と西洋医学と精神医を併せ持った、またそれ以上のものを兼ね備えた両方であることがわかる。
管理栄養士はつねに栄養素、ビタミン、そう言ったものを重視しそれ以上でもそれ以下でもない。それはその食べ物の自体のデータであって、その栄養が人の体に入ってからどうなるのか?その人の患っている病にはそれで果たしていのか?という指導にはなっていない。しかしエドガー・ケイシーの場合、特化しているのは食べ物が体に入った場合に起こる良いこと、悪いこと、さまざまな現象を的確に言い当てていることである。また、食べ合わせに関する事例、さらにその食物が地上に実ったものか?地下のものか?その実が「塊になろうとする実」なのか、そうでないのか?などなど、多岐にわたって指示がなされているところがすごいところである。
普段は全く意識しないで食事をしている我々だが、栄養素やビタミンというものではなく、食べ物の持っている特性を理解すると、毎日毎日何気なくずっと食べ続けていくことで身体に及ぼす影響は確実に出てくるだろうと想像できる。
豚の角煮と枝豆とビールと唐揚げが人生で楽しみで大好きな人はとても無理な療法です。ある意味、仕事が終わって毎日の楽しみがなくなるに等しいわけですから。(大体がそう言うものを好きで食べ続けている人は(偏見ではなく)血圧が高かったり糖尿予備軍などの人が多いのは実体験でわかる)。
ホームに線路が二つ。自分の乗り物である体をいたわる列車か、好きなものを気にしないで食べ続け苦しい思いをする列車と、どっちの列車に乗るか・・・?
患ってからでも遅くはないけれど、患ったら毎日が痛い、苦しい、不安、そんな日々が死ぬまでの将来に待っていると思ったら、今、乗る列車は決まっている。
エドガー・ケイシー食事療法のまとめ
たくさんあるうちの自分なりに注目したい項目をまとめた。忘れないように書いておくことにした。
例えば米とトウモロコシ、パスタとパン、おにぎりとうどんとお稲荷さん、と言う組み合わせ。街で人気の焼きそばパン、関西人が好きなお好み焼きにご飯といった組み合わせは消化不良を起こすか、非常に胃腸を疲労させることになる。
ナスには腸壁を広げてしまう毒素があるため食べると腸壁から毒素が出入りしやすくなる(大量に食べた場合)。トマトも疥癬の患者(皮膚疾患)は一切食べないように勧めている。
特に豚の油はよくない。これについてケーシーは理由は明確に言っていない。
一緒に食べるとアルカリ性の果物が酸性になってしまう。主に果物は朝、1日おきに食べると良い。穀物とは別々の時間帯に食べるようにする。
これこそ栄養士にはないことだ。これは植物が生き物である、と言う概念から出ていると思う。人は明るい昼間に同じく明るい昼に育った野菜を食べ、夜、暗くなってからは陽の当たらない地中に育った根菜を食す。非常に理にかなったものである。そして、自分が住んでいる地域の植物をなるべく食べるように勧めている。これも同じ地域や同じ土地に生きている植物と人間との相性などを言っているのだろうと思う。なかなか難しいがとんでもない外国の場所から取り寄せたものではその人の身にはなりにくいのだろうと思う。
とくにこの4種を勧める。
人は酸素を吸って二酸化炭素を出すことで呼吸をしているのに二酸化炭素を摂ることはよくない。
これらのほかに、あたりあまえに食べていたジャガイモに関して、気をつけるように言っている。ポテト好きにはショックな情報。でもそもそもフライドポテトが体に良いわけがないが、カレーのジャガイモ、おでんのジャガイモ、肉ジャガのジャガイモ、どうしたもんでしょうね。でも、ジャガイモはいろんな料理にあるので、子供のいる家族には考えもんです。
ジャガイモはどんな種類もダメだ。
根がコブになるものはどんな種類もダメだ。
ジャガイモの実の部分は身体を酸性化させる。
特にガンの方、筋腫など体内に塊を作りやすい傾向がある方は、同じ「塊」の性質を持つイモ類は避けたほうがいい。
これぞ、ケイシーのケイシーたる解説であると思う。””特にガンの方、筋腫など体内に塊を作りやすい傾向がある方は、同じ「塊」の性質を持つイモ類は避けたほうがいい。”” 塊になろうとする力=ジャガイモなどのそういうギューっと固まる自然の能力が人の体の中で起こり、悪くすると癌や腫瘍などになる、これはとてもビジュアル的に理解できるし面白いことだ。
さらに、大豆。
日本食そのものが「炭水化物+タンパク質」の組み合わせで出来ています。植物性タンパク質の代表の大豆製品=納豆、豆腐とお米などの炭水化物の組み合わせです。ほとんどの日本人がこれでしょう。植物性タンパク質でなくても、そもそも、動物性タンパク質の動物の肉や油を食べないように、と言っているのです。
<大豆の危険性について>
昔、海外の情報で大豆が危険だと言う記事がありました。大豆には植物性エストロゲン、甲状腺腫誘発物質を含んでいる。そのため、甲状腺機能にトラブルが生じたり老人性痴呆症やアルツハイマーに発症するリスクが高くなるというリポートがあります。そもそも大豆は「種」であり、鳥から守るために毒素をふくんでいます。これらは未発酵、未発芽の大豆にたいしてのこと。しかし発芽した大豆はこの危険性は減る。それは醤油、味噌といったものである。
文献によれば、子どもの頃から大豆製品を多く食べている人は、鼻水、風邪をひきやすい、過敏症、砂糖の禁断症状を起こしやすい(つまり甘いものが止められない)、とも書いてあります。
ビール(炭酸飲料)に枝豆(発芽していない大豆)の組み合わせ。これ、最悪の組み合わせになります。でも、これを言って飲みの誘いを断ったら、もう友達を無くすかもしれないですね。
揚げたチキン、油たっぷりの豚の角煮、発芽していない大豆食品、炭酸飲料、ナス、リンゴ、ジャガイモ、フライドポテト、こう言うものは一切よくない、と、なります。
(しかし、いままさにいわれている基礎疾患のない元気な人はこれれらを食べ続けてもすぐには何も起こらないでしょう。しかし何十年とこれれを食べ続けて行けば、何かの疾患が出る可能性は低くはない、と言うことです。その理由は、ガン、疥癬、アトピー、関節炎、風邪・・・などの疾患の患者が異常に多い、と言うことではないでしょうか。)
自分は昔からビールや炭酸飲料がゲップがでないし美味しいと思ったことがないのでほとんど飲んだことがない。ケンタッキーも好きじゃない。ポテトフライも興味ない。リンゴもナスもほとんど食べない。これら全部好きじゃないので我慢する必要はないが、普通に考えたら街でよく食べられている料理である。
では毎日の食事は何を食すれば良いか?と言ったら簡単な話、
緑黄色野菜
を主食に食べていれば良いのです。