昨日の夜の地震には驚いた。
東京では久しぶりの大揺れであった。
きょう、いつものように銭湯へ行った。
まぁまぁ混んでいた。
一番隅の排水溝のある洗い場に座った。
横に席がないので、足を伸ばせる場所。
でも排水溝があるので他の人の洗ったものが流れてくる場所。
体を洗ってシャワーで泡を落とそうと思ってシャワーブースへ行った時、
(あれ?ロッカーのキーはどこだ?)
(ヤバい、キーを失くしたかも・・・)
濡れた体で脱衣所に戻って、インターフォンを何回も押して銭湯の人を呼と、八十歳ぐらいの女将さんが来て、鍵がないことを訴えたが、湯船じゃないの?とか色々聞かれて、自分、もしかし排水溝に流れてしまったのかもしれない・・・と言ったら、女将さん、男湯に入って排水溝をあけようとするが、自分の座った場所の排水溝へ来てもらってステンレスのフタを取ってみたら、すみのほうに鍵が流れずに止まっていた!
男湯の中は平均年齢七〇歳(たぶん)の人たちが皆、こちらを見て注目。
鍵があって良かった。ない場合、どうするのだろう???
裸で帰れないし、お金の問題で解決するのだろうか・・・
実は2日前、脱衣所で帰り支度をしていたら、70ぐらいのおっさんが、鍵が無い〜〜とウロウロしていたのだ。そのおっさん、医者から認知症で気をつけるようにと言われていたような、そんなことをぶつぶつ言いながらロッカーを探していた。今回と同じにインターフォンで銭湯の若い旦那さんが来て、いろいろ聞いていたが、自分はさっさと帰った。
今日、自分がロッカーキーを失くした。
これ、因果応報、カルマの法則、作用・反作用が、この短期間に起きたんじゃないか?と思った。おっさんに親切にしなかった報いが、きょう、起きたのだ。(かもしれない)
自分がもっと親切に鍵を失くしたおっさんに対応していれば、今日、鍵を排水溝に流すこともなかったのではないのか・・?