ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

面倒な老後の生活

夕方のテレビで老後の施設の特集やってた。こういう施設は人気がある、というか老後は昔風の呼び名でいえば「老人ホーム」に入居するしかないのだろうか?

中ぐらいの施設で、入居金2千万円、月々15万円、食事光熱費込み・・・で、「年金なんでお釣りがくるわ〜」なんて80代のババアが喜んでインタビュー受けてたけど、このレベルだと部屋はベッドと収納、6畳ぐらいでバストイレ共同。素敵とはお世辞にも言えない部屋。入居時に自立できることが条件・・・なんというか、食事も1日450円ぐらいで付いていて見守りもあって安心、便利、死にそうになっても管理者が同じ建物にいるからすぐ対応できる、というのが良いんだろう。

世田谷で超高級ホーム入居金1億5千万??!月々25万、なんてのもあった。

でもなぁ、こういう老後は嫌だな。食事が付いてて・・・って便利だけど、普通レベルの施設の部屋は学生の寮みたいな部屋だし、こういうところに入居するのは死ぬ危機がもしあったら安心で人に迷惑がかからない、っていうことで入居するんだと思う。いかにも日本人的な思考です。死ぬときも人に気を使う。賃貸で暮らしてたらたぶんこういう発想になる。孤独死は人に迷惑がかかるし自分でもそういう死に方は望まない と。

むずかしいねー。ほんと嫌になる面倒な老後の生活。

遺言で、公正証書っていうの?もし一人モンだったら正式な証書を残しておけば、葬式を立て替えてもらう必要もないように指示したりあれこれ死後のことを書いておくとかするべきだーなんて、ある本に書いてあったけど、それも面倒っちゃ面倒。

でも死ぬ時のことを真剣に考えないといけない、とその本の医者は言っている。

救急車で運ぶな!とか、倒れたら医療をするな!とか、これは極端だけど、もしぶっ倒れた時に延命処置をされないように、どこかに書いておくとか・・・

もちろん、まだ先かもしれないけど、60を過ぎたらいつどーかなるかわからないので準備するべし。。と、いろんな本には書いてある。

あ〜面倒。

施設に入居とかそういう老後のくらいじゃなくって、誰か、他にすごいアイデアがある人、いないだろうか?