NHK Eテレ ソーイング・ビー6
きのうの準決勝での課題は
日本
でした。
審査員のエズメ・ヤングが型紙をつくった着物風ワンピース。
番組初めに司会進行の女性が、日本について説明するのだけれど、やっぱり外国人って(とくに欧米人)いまだに日本のことはよく知らないか、自分達の方が優れているので興味がない、とでも思っているのだと思う。
なぜなら、日本の説明たるや、
「四角いスイカ」があって
「時間通りに電車」が来て
「相撲取りが赤ちゃんを泣かせる」国
だそうです。
さらに、
アバンギャルドな服 精神世界の国
なんだそうです。
精神世界の国という代名詞は、日本にふさわしいと、日本人の自分も思うけれど、外人にとってはいまだにイメージなんだと、あらためて思った。
欧米は肉体、物質主義、だもの。それも魅力あるけど。
自画自賛だが日本人の精神性のレベルはかなり高い(いや1番である)らしい。それは規則を守るとか真面目だとかいうことからわかるように、オカルト的な言葉を使うと、高次元の意識を持つ国&人種、ということらしい。
そのため、この地球の人類を滅亡させようとする悪の軍団は人間の意識レベルを下げるのに必死であるが、日本人のレベルが高いために、人類滅亡にはなっていない、ということらしい。
信じるか信じないかはあなた次第・・・・
話はソーイング・ビーにもどって、
進行役は、まぁ、お笑い要素が入った日本の紹介コメントですが、出場者の一人なんかは、着物風ワンピースにまったく興味なくて(デボラ)、いやいや作ってるのが見え見えだし、4人のなかで2人も裏地を表地と同じ布にしている(わざと)。
着物は裏地が勝負なのだ。見えない部分に美を見出す、それが日本なのに、表も裏も襟も、全部同じ生地で作るななど、安価な着物の場合はとくに着物の醍醐味はない。
上の葉っぱの模様の着物、これじゃぁ貧乏な田舎の子供の着物、だよね。
日本に興味がないのが見え見えだから、それは別に良いけれど、服のコンテストでテーマが日本なのだから着物の勉強ぐらいはしないとね。
そして、アニー、この彼女のセンスは良しでしょう。
裏地をオリジナルで2柄にしている。