ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

良いことって考えが長く続かないと思いません?

占いにもいろいろあるが、細木数子が中国の古い占いをアレンジしてつくった六星占術を、自分もお遊びでやってみると、今年は大殺界という一番苦しい3年間の最後の1年間だそうだ。

しかし、予言も占いも、悪い結果だけがそうなるように無意識に自分が行動してしまう、という作用が行われると思う。

悪い未来を言われると、そうなるんじゃないか?と、そのことばかり気にしていることで、そうならないといけない・・・と、そう意識が働く。

悪いことはとくに、意識から消すべきで、意識の中にいつまでも存在させると、そうならないといけないんだ、と思うようになって、当たるように意識が動き、結果、当たったことになる。

 

だいぶ前だが、スーパー銭湯で子供が走り回っていた。

親は「転ぶわよ!」「気をつけなさい!」と。

親はその先の未来の出来事を予測している。「転ぶわよ!」は”転ぶ”という未来を予測している。なぜなら、ぜったいに転ばないと確信していたら、わざわざ「転ぶわよ!」なんて言う必要はないわけで。転ぶだろうから、「転ばないで!転ぶわよ!」と言ってるわけである。

理屈っぽいことを言ってるようで嫌だが、親が子供が転ぶだろうという悪い未来を予測して思考して言葉にもしていることが、実際に起こらないとその言ったことが成就しなくなるから、実際に起こるのである。それを子供が同じように「転ばないと悪い予測が外れる」と判断する。

拒絶とか、嫌なこととか、怖いこととか、ヤバいこととか、そういう負の感情はポジティブで平和な感情よりパワーが強い。だから、子供に「転ばないで!怪我するわよ!」とか、来に起こるかもしれない負の出来事を言ってしまったら、その言葉のそのパワーが強いために転ばなくてよかった子供が、転んでしまう(転ばないとつじつまがあわなくなる)。

予言も占いも悪い結果は意識内に深く長い時間存在するため洗脳されやすい人は危険だ。

つまり、あーぶつかるぶつかる!!と思っていると、ぶつかる(ことが多い)。

あーあした、あいつに会いたくないなぁーーと思ってると、会ってしまう。

 

未来のことを予言された場合、良い結果は感情からスルーされ、悪い結果はその強いパワーゆえに、そうならないといけない・・そうならないとつじつまがあわなくなる・・・と思ってしまう。

 

迷ったり悩んでいることがある時、悪い未来のことばかりを頭の中で思考がずーっと喋り続ける場合、その考えている結果が実際に起こらないと、考えていることが無意味になり、起こってしまわないと思考が終わらないし、さらに意識は思考が考えていることに良いも悪いも判断しないので、いま考えていることを成就させようとする。だから悪い結果が起こってしまう。悪い未来を想像していると現実に起こさせて思考を終わらせようとする。人は良い未来は長く悩まないから悪い想像だけが思考される。

わかっちゃいるけど、悪いことばかりが好きなのかと思うくらい、悪い想像ばかりが思考の餌食になってしまう。Mかもしれないね。

良いことって考えが長く続かないと思いません?

悪いことを考えてると安心するのかも。考えていれば解決するんじゃないか・なんて思ってるところがある。考えていないで忘れてしまうと、不安になるのかもしれない。地震が起こるんじゃないかと、いつも考えていないとヤバいから、、と言うのと似ている。考えなくても地震は来るから、しょっちゅう考えてない方が心の平和にはなる。

気をつけねば・・