ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

問題は静寂の中で起こるもの。だから静寂の中に答えはありません。

精神世界にたいする気持ちの変化を報告します。このブログのカテゴリーにもこの手の話のジャンルがあるけれど、少し整理(削除)する必要があるか?と思う。

8年以上前にまだ会社員だった頃、会社の上司の人間関係に悩んでいた頃に体が重くなって(体重じゃないよ)診断ではパニック障害的な感じになって心療内科まで通って薬や漢方を飲んで、「生きる意味」「本当の世界」といった精神世界的なことに答えを求めていた。(過去の書き込みを参照) だいたい精神を病むと精神世界に救いを求める人が多い。へたしたらインチキ宗教、新興宗教に入ってしまう人もいるだろう。そういう団体は「愛」だの「幸福」だのといった言葉でいかにも正しい世界が待ってる風な印象を与え、優しく声をかけたりするから油断してしまう。

自分はそんなに弱い人間じゃないので宗教などという動物の臭いのあるもんはもともと嫌悪していたわけだが、自分の頭の中で、またはいろんな人の情報を得れば人間関係がスッキリするんじゃないか?・・・と、考えていた。

だが、そこに答えはなかった。これが今日出た結論である。

人間関係の悩みというのはお金や法律で解決できない”気持ち”の問題だから(相手を変えることはもちろんできないわけだから)自分の気持ちを変えなければ何も解決しない。でも変わるのは無理である。

気持ちの問題を、気持ちで解決することは、本末転倒である。

頭で悩んだことは頭では解決できない。という、簡単なことに気がつかなかった。

で、やっと気がついた。まず、結論で言うとすごく単純なことで、それは、

「気にしないこと」

「忘れてしまうこと」

これしか解決の方法はない。(正確には解決していないが)

悩みは解決し楽になりたいと思うのが当たり前。でも、気がつきません? 悩んでいることが本当になくなったときどうやって毎日過ごしたらいいかという不安を考えることを。悩みがない方がいいのに悩みが解決することが不安になるという心理。これはある深層心理で誰にもあると思います。つまり、悩みが長いこと自分の生活の一部になってしまっているため、もし悩む時間や生活がなくなってしまったら普通の生活が不安でわからない、悩んでることには普段になり麻痺してしまっているから。悩みのない生活はどうなってしまうだろう?という風に心の奥で思っているのです。相対性の考えですね。だから悩むことを心の奥ではやめたくないなどと思っているのです。人は生活やルーティーンの変化が怖いのです。

ケンカばかりしてる夫婦がケンカをしなくなった生活がわからない、不安で、だからケンカをやめられない・・というのと同じです。

 

「気にしないこと」「忘れてしまうこと」ができないから悩みが続くわけです。

じゃあ、どうしたら気にならないで、忘れられるのか? その方法は、

解決方法・実践編

「肉体に神経を集中させること」

「肉体に負荷をかけて疲れさせること」

肉体とは、思考=精神と真反対のものだからです。

つまり、思考に神経がいかないようにすること。この方法は悩みを解決させるのではなく、忘れてしまう、または気にしなくなる、そういう解決策である。完璧主義者で元々の悩みの元凶を駆除したい、という人は、残念だが悩みは解決しません。なぜなら、数学や計算の問題ではないので気持ちの問題は自分の思った通りには行かないのがこの世の常なのです。思い通りにいくことは絶対にない、といってもいい。離婚や犯罪などのトラブルの悩みは弁護士に相談する方法で解決の道をすすむが、ここでは精神面の悩みを言っています。

悩みを抱える人に多いのが過食だと思う。精神を病んでる者に不健康に太ったデブが多い。それは悩みを忘れるため思考停止するのには食べることに集中すると忘れられる、と言うことを無意識で知って行っているからだ。だからやたら食う。それでいっとき悩みが吹っ飛ぶ。でも異常に太るので精神も肉体もさらに健康でなくなってしまう。

体に神経を集中させるには筋肉が1番良い。肉体に全神経を行かせることを繰り返せば気持ち(悩み)が表に出てくるスキがなくなるので忘れることができます。悩みが消えるわけじゃない、悩みは小さくなって一緒に生きている状態。まるでガンみたい。小さくなったガン疾患は消えないが小さくなって悪さをしない状態。でも死にはしない。悩みもこれでいいわけです。

 

まちがっても瞑想などのような静寂の方法は逆効果です。

静寂の中に答えはありません。

注意点は、肉体を動かしたり負荷をかけたりといってもコンビニまで歩くとか散歩するとか手足をブラブラさせるとか、そういう疲れない動きではありません。これでは頭の中は思考が働いていていつの通常のままで悩みは引っ込みません。でも、肉体を疲れさせ負荷をかけることで、思考は奥に引っ込んでくれます。これで忘れさせることができます。

つまり、筋トレ、運動、ダンスでも良いし、そういった「肉体」を使うようなかなり疲れる運動をすることです。肉体意外に「歌うこと(カラオケ)」も良いことです、これはなんでかというと歌うことは喉の筋肉と肺を使うからです。体全体ではないが、かなり内臓を酷使します。

 

気持ちの問題は静寂の中で起こるもの。だから静寂の中に答えはありません。

動かないで静かにしてればしているほど考えは大きくなって解決から遠ざかります。静寂の中にいたら悩みが表に現れます。だから、簡単な肉体の疲れではダメです。疲れて何も考えられない、体の回復しか興味ない、ある種の満足感、ナチュラルハイ、そういった状況に持っていくことで悩んでる時間が消されていくのです。これを習慣にして悩みが頭の中に出場してくる回数を少なくするのが方法です。

 

気持ちの問題は肉体を疲れさせることで忘れられる。

でも、ある人はこう言うでしょう。

「そんな運動なんてできないし・・」と。

すごい運動をする人を参考にしないで自分のできる範囲で肉体に神経を集中させる運動をすれば良いのです。頭に悩みの考えを登場させないことが目的だからどんな肉体の負荷でも良いわけです。

 

思考と肉体

この2つは両極。この2つで人は成り立ってる、と思います。

 

精神世界は嫌いじゃない。でも、このブログでも多く扱ってきたが、使いたくない言葉がたくさんあって昨日も書いたけど、そういう言葉は本の紹介や他人の言葉では書いたことがあっても自分の言葉では書いたことはほぼありません。精神世界が嫌いじゃないのに、反面、とても嫌悪感がある。それがなんだかわからないが、きのうも書いたが ”うさん臭さ” を感じる。 

輪廻やカルマを自然に信じてる自分でも、下記にあるようなこれらの言葉とそれを言う人に不信をおおいに感じる。

  • 波動
  • 高次元
  • エネルギー
  • 卒業
  • 成長
  • 精霊
  • 引き寄せの法則
  • スピリチュアル
  • ヘミシング
  • 神様
  • 予言
  • セミナー
  • アセンション

きのうも書いたが「シークレット」という本を翻訳したのは一人ではないようで、シャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム」という初版を翻訳した夫婦も同じ「シークレット」を翻訳したようで、彼らも翻訳家であるし、70年代ごろにアメリカのニューエイジと言われた精神世界ブームになった本を翻訳した日本人で、現在は70代ぐらいの精神世界を話す人たちで。 彼らが「波動が・・」「エネルギーが」「成長が・・」「愛が」と、決して近代的でモダンではない自然素材の部屋の中で明るく話すのを聞くと、 ”気持ち悪い” ”洗脳されてる” と思う。

シャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム」は小説として面白いものである。でも、この翻訳家夫婦は「引き寄せの法則」も好きなようで、どうしてこういう方向にいってしまうのか? 見た目は普通の夫婦なのに、ファッションも派手じゃないし金儲けのためにスピリチュアルを語ってるとも思えないことが逆に気持ちが悪い。しかし講演会などをやってるのは怪しい。きっと奥底には自分には見えないわからない闇(あちらは光だと思ってるかもね。)ものがあるのだろうか。

 ↑読むだけで、すべてうまく動き出す!だって。この帯のコメントだけ読んでもやばいと思わない??欲・欲・欲の塊だよ。お金欲も心の平和も読むだけで手に入れられるんだと・・・

引き寄せのカードまである。どんだけ自力で解決しないで楽に儲ける方法がすきなんだろう。この世界を信じたら抜け出るのはけっこうむずかしいと思う。

引き寄せの法則のような宗教めいた考えの本を翻訳すること自体、この翻訳家たちはいかがわしいと思わざるおえない。自分が翻訳家だったら翻訳は断る。

まともな翻訳家もいるけど・・などという保険をかけた言葉は言わない。いい人もいるが悪い人もいる・・なんて言うのはずるいと思う。

<まとめ>

スピリチュアルの世界を語る人たちの多くは欧米の著書を翻訳した翻訳家たちが最初だ・・といってもいい。欧米の考えはニュー・エイジが流行った頃に始まった精神世界の考えで、ヒッピーやカルト教団まで出現し大問題も起こった。日本の仏教の考えと少しだけ似ている部分があるが実は全く違う。仏教に親しんでる日本人には欧米のスピリチュアルの言葉は入り込みやすい。たとえば輪廻がその一つ。輪廻=生まれ変わることなどは無意識に日本人は知ってたことでいまさら欧米の影響ではない。しかし、聖書の予言やメッセージがスピリチュアルの考えにプラスされて、愛、精霊、祈り、なんとかチュルドレン、ソウルメイトなどのオプションが増え、さらに宇宙人、惑星、予言、アセンション、高次元・・などといったことを語る欧米の学者や霊能者などが多く出てきて、悪魔崇拝を感じさせる団体までいる有様。霊能を商売にしている個人・団体は数知れず。

もし人々の考え方が地球の温暖化や天候異常などを誘発しいると仮定するならば、精霊だ愛だ高次元だと精神世界を語る現実を見ない人たちに原因があると思うほうが自然である。2025年7月に大災害が起こると予言めいたことを言う彼らも、人々の活力を失わせ人を支配したい現実にいる団体である悪魔崇拝者(各国に存在し政治家を利用し利益と飽食を好み残酷な快楽を楽しむ富裕層の人たち)の思う通りの世界になるよう刷り込みを行っているのだと思う。