ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

彼らは、人間を、おっぱいがあるのか?オチンチンがついているか?それは大きいのか小さいのか?で、判断している。

ユースケサンタマリアが司会の秘境の宿。。とかいう番組を、観るつもりじゃなくただテレビをつけてたので観たら、番組スタッフのカメラマンの兄さんがカメラを背負ってジョークで温泉に入ってる場面が何ショットかあった。その絵にたいして「何やってんの〜あんなジジイの温泉浴を観たってねぇ!」っていうサンタマリア。

まぁ、これは今までのあよくある場を笑わせるコメントでしょう、でも、これはやっぱり変だな、と感じた。

つまり、男の温泉レポートを残念がってバカにするのが王道のコメントになってる今、女優やモデルの入浴シーンだったら、彼ら男たちは、喜んで気の利いたコメントをするのが普通になってる。

いま、世の中はジェンダーレス、趣味、性趣向で差別はいけない、、、ということで、世界的に非常に男女の性趣向を扱う場合にはセンシティブになっている。マスコミ、社会の流れは個人の性趣向を押し付けない、男女の扱いの差別をしない、というのが先進国の常識になっている。

そんな中で、ユースケサンタマリアが「ジジイの入浴シーンなんてねぇ、。。」という発言には、今の時代だから、彼にこう質問したい。

「君が女好きだから、女が入浴のレポーターじゃないのはおかしいし、なんで?と、コメントを面白くするために言ったと思う。スタッフもジョークでおっさんカメラマンが入浴したと思う。しかし、言い換えれば、なんで女を使わなかった?女じゃないと温泉の絵はつまらないじゃない!裸は男じゃなくて女を出せ!と、言ってるようなものでしょう? まるで昭和初期に農協の売春ツアーで第三国に団体で行ってた男と同じ神経でしょう。男が入浴して笑いをとることも、わざとガッカリしたコメントをすることも、暗黙のうちにすべての男は女の裸が好きだと言っているようなもの。しかし、すべての男、女、人間が、皆同じ考えや性趣向だとは限らない、同じじゃない。と、気ががつかないことに、幼稚で曲がった刷り込みであるといえる。と、言いたい。

ユースケサンタマリアのコメントを聞いて、むかし景気の良い時に呑んだ帰り、よくタクシーに乗ってた頃、ほとんどの運転手は乗り込んでから、

「お客さん、今日の野球、〇〇が〇〇してマジックが〇〇で・・」と世間話にかならずナイターの話を持ちかける。

「運転手さん、自分、野球興味ないです」と自分。

それっきり運転手は話しかけてきませんでした。これがいつものパターンです。

ユースケのコメントで、男は皆、女の裸が少なんだ!といった性趣向のコメントを、思い出した。つまり、思慮深くない男たちは皆「男は皆、野球が好きだ」と、「野球が嫌いな男はいない」と、思い込んでいること。これにいつも疑問をもっていた。彼らの思考はあまりにお茶の間的で、陳腐ではないか、と。

彼らは皆、人間を 男、女、子供、と言うカテゴリーでジャンル分けして考えていることに問題がある。

彼らは、人間を、おっぱいがあるのか?オチンチンがついているか?それは大きいのか小さいのか?で、判断している。

つまり、個人個人の趣味、趣向、性趣向、を大切に扱うなら、自分の趣味で女を優位に立たせることも、逆に、男を優位に立たせることも、どっちも無くすこと。が、求められる。彼らがそれを理解できなくても、それをマスメディアや媒体で言うことは笑い話にはならない。マスコミやネットや媒体というものは、人にたいして無条件に訴える力、または洗脳させる力がある。なので、気軽な番組でも一人の司会者の個人の嗜好でコメントをすることに非常に疑問がある。寿司が好き、焼肉が嫌い、ということではなく、人間の生き方の問題なのだから、ジェンダーレスがどうだとかいう以前に、性趣向のある発言は稚拙である。

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