ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

死者が増え憎しみの念が増え、戦いが終わる年月がさらに長くなったのではないだろうか・・・


先日、イスラエルとハマスの衝突について「他人事」と書いた。誤解されないように説明すると、個人でこの事態を背負うには事が大きすぎるから(知らんぷりをするという意味では無い)何もできないから「他人事」だという意味だ。 スウィーツの美味しい店の情報とジャニーズ事務所の会見の情報のあいだに、ほんの1分だけ流れるイスラエルとハマスの惨状映像・・・これがいまマスコミが思うイスラエルとハマスの位置だと思う。だから一般人は「あぁ、そんなものなんだな・・・」と思ってしまう。美味しいスウィーツ店と同レベルの価値に扱っていることに、マスコミこそがイスラエルとハマスを「他人事」と扱っている。

昔、東京都知事を務めた猪瀬、覚えているだろうか?舛添の代理で都知事を務めたと記憶するが、当時やはりイスラエル周辺で戦闘があった。何だったかはおぼえていないが、その時、猪瀬が「あそこ(イスラム圏)はしょっちゅうもめている・・・」と発言した。この発言が問題になった。日本の首都の代表である都知事の発言という意味では問題があった。何がいけなかったのか?公人が他国の惨状を語る場合、形だけでも国際問題と捉えた発言をするべきである。しかし彼はお茶の間でテレビニュースでも観ているような個人の感想を言った。

この彼の発言こそが「他人事」の何ものでもない。

報道をそのまま丸ごと信じるのは危険である。「情報操作」で敵を混乱させるというのが今は常識になってる。実際に現場を見て感じたわけじゃない、戦闘を経験したわけじゃない、両国が長年敵対してるわけは推測でしかない。専門家でもわからないと言っている。そんな現状だから、我々普通の日本人が真実を知ることはできない。

別な視点から思うことだけれど、何千人もの死者を出したあの地、死者の無念、苦しさ、恐怖、そういうものが染み込んだあの地、

イスラエルはイスラムの聖地=メッカがあり巡礼地である。何千年前、キリスト前後、あの地は戦い、惨殺で血が染み込んでいる。多くの死者が地にいる。何千年も前から浄化できない霊が何千何万もいると思う(これは日本人特有の魂の考え方ではあるが)。

多くの無念の魂が何千年も動けないでいるあの地、憎しみの感情は癒えないと、そう思うと、あの地域の未来は過去、現在の無念の魂を浄化して初めて良い方向に行く、と思う。しかし今回の衝突でさら死者が増え憎しみの念が増え、どちらが勝利しても見えない無念は残り、本当に終ったとは言えない。戦いが終わる年月がさらに長くなったのではないだろうか・・・

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